☆ 【整備・レストア済、準美品】 PIONEER SA-9800 プリメインアンプ 当時 70年代国産ヴィンテージ機 パイオニア ☆
はじめに 御覧頂きありがとうございます。1975年発売PIONEER SA-9800の整備・レストア済品です。
劣化した小信号トランジスタ・電解コンデンサの全数新品交換をはじめ外装の磨き・レストアまで、じっくり手間をかけて整備した一台になります。こちらで色々なメーカーのアンプをかれこれ800台出品してまいりましたが、ヴィンテージアンプを今後少しでも長くお使い頂くためには、経年劣化した小信号トランジスタと電解コンデンサの徹底交換が必須になります。電解コンデンサは消耗品であるため交換必須なのは勿論、小信号トランジスタも現状壊れていなくても後々に雑音の発生や音が出なくなる等の故障が必ず出てきますので、電解コンデンサ・小信号トランジスタはセットで交換する事が肝要です。中途半端な部品交換では後々トラブルや故障に見舞われます、ご注意下さいませ。
開始価格は皆さまにオークションを楽しんで頂きたく、一律スタートとさせて頂いております。奮ってご参加下さい。また、お手数ですが最後の「注意事項」まで必ず御一読をお願い致します。
数々の青春の名機を蘇らせるべく、頑張って整備致しました。是非この機会に、かつてのオーディオ全盛期を彩った古き良きMade In Japanのオーディオアンプをお楽しみ頂ければ本望です。他にも出品しておりますので、自己紹介欄、出品リストも合わせてご確認頂ければ幸いです。それではオークション終了までお付き合い下さいませ。宜しくお願い致します。

概要 メーカー：PIONEER パイオニア
機種：SA-9800
年式：1975年頃
価格：発売当時

当時の最高峰、SA-9900(当時)の弟分にあたるシリーズNo.2モデルです。分厚い・ゴツい・デカいの3拍子揃った、まるで要塞の様なルックスのアンプです。ユニークなサイド端子方式を採用し、背面はパンチメッシュに覆われたパワトラ8個が放熱フィンと共に丸ごと露出しています。消費電力190Wの大喰らいで重さも約17Kgの重量級ですが、反面、フロントマスクは端正で落ち着いたデザインで、全体的に美しい佇まいでもあります。中の回路は各ブロックごとに基板が分けられており部品点数が多く、物量豊富な高級機ならではの作りです。音質はゆったり柔らく、パワーに富んだ素晴らしい音を奏でてくれます。お奨めの一台です。

動作・外観 【動作】…特に不具合無し
◆左右のスピーカーから音出ています。バランスも良好です。
◆PHONO(レコード)も音出しOKです。MCをお使いの場合は別途ヘッドアンプや昇圧トランスを御用意下さい。
◆PHONO2は側面にインピーダンス切替と音量ボリュームが付いています。ボリュームは通常は右いっぱいに回してお使い下さい。
◆PNONOのアース(GND)接続箇所は2ヵ所用意されています。内、片方のノブが欠品していますが接続は問題ありません。
◆カセットデッキ関連は手持ちのデッキで再生・録音とも動作確認済です。
◆TONEレバーを動かすと小さなパツノイズが入りますが問題ありません。
◆他、各機能も動作しており問題ありません。ガリもほぼ皆無で快適にお使い頂けます。

【外観】
◆経年の小キズや痛みがやや散見されますが、年式を考慮すればとても綺麗な準美品コンディションです。
◆ボンネットにキズ・サビが有りましたので、つや消し黒で再塗装致しました。

整備内容詳細 基本的なメンテナンスに加え、TR24個・電解C77個を新品交換済です。電解コンデンサ新品交換によりリフレッシュされた音質をお楽しみ頂けます。
交換TRは基本的にオリジナルと同型番のものを使用し元々のオリジナル音質に配慮しています(入手の難しい型番については代替型番を使用しています)。
※1991年にメーカー修理履歴があり、小信号TRと電解Cが一部されています(今回、改めて小信号TRと電解Cを全数交換済です)。各接点関係もメンテされており、現在まで良好な
◆内部の各スイッチ、ボリューム等の接点清掃
◆プロテクトリレー分解清掃
◆電源回路…小信号トランジスタ・電解コンデンサ交換、ヒューズ交換×3本
◆プロテクト回路…小信号トランジスタ・電解コンデンサ交換
◆メイン回路L/R…小信号トランジスタ・電解コンデンサ交換
◆コントロール回路…小信号トランジスタ・電解コンデンサ交換
◆フィルター回路…電解コンデンサ交換、タンタルコンデンサを電解コンデンサへ換装
◆イコライザ回路…小信号トランジスタ・電解コンデンサ交換
◆DCオフセット調整
◆アイドリング調整
◆外観レストア（外装品、ボンネット、基板含む内部、側面ピン端子のクリーニング）